使い方
- 年収(額面)を入力 — 源泉徴収票の「支払金額」や、ボーナス込みの年収を入力します。
- 家族構成を選ぶ — 独身・共働き/配偶者あり/扶養人数を選ぶと、配偶者控除・扶養控除が反映されます。
- 手取りと内訳を確認 — 年間・月の手取りに加えて、社会保険料・所得税・住民税の内訳と手取り率が表示されます。
「手取り」と「額面」は何が違う?
「額面」は会社が支払う給与の総額、「手取り」はそこから社会保険料と税金を差し引いて、実際に口座へ振り込まれる金額です。求人票やオファーで示される年収はたいてい額面なので、手取りはそれより1〜2割ほど少なくなります。
差し引かれるのは大きく3つ——社会保険料・所得税・住民税です。年収が上がるほど税率も上がるため、手取り率(額面に対する手取りの割合)は年収が高いほど下がっていきます。
額面から引かれる3つの項目
① 社会保険料:健康保険・厚生年金・雇用保険などの合計で、おおむね額面の14〜15%です。会社と折半で負担し、給与から天引きされます。
② 所得税:1年間の課税所得にかかる国の税金です。5%〜45%の累進税率で、復興特別所得税(2.1%上乗せ)も含まれます。
③ 住民税:お住まいの自治体に納める税金で、課税所得のおおむね10%(所得割)に定額の均等割を加えたものです。前年の所得をもとに翌年課税されます。
年収別の手取りの目安
下の表は、単身(扶養なし)の給与所得者を想定した手取りの概算です。社会保険料は額面の約14.5%、基礎的な控除のみを前提にしています。実際の金額は、お住まいの自治体・年齢・iDeCoや生命保険料などの控除によって変わります。正確な数字は、上の計算ツールに年収を入力してご確認ください。
手取りを増やすには
天引きされるもののうち、税金は「所得控除」で軽くできます。代表的なのがiDeCo(掛金が全額所得控除)・生命保険料控除・医療費控除など。課税所得が下がると、所得税と住民税が減って手取りが増えます。
また、ふるさと納税は実質2,000円の負担で住民税・所得税が控除される制度です。手取りそのものは変わりませんが、返礼品の分だけ得をします。運用益が非課税になるNISAと合わせて、関連ツール(ふるさと納税の上限額・NISAシミュレーター)も活用してみてください。
注意点(かんたん試算です)
本ツールは令和8年(2026年)分の制度——令和8年度税制改正で引き上げられた基礎控除(合計所得に応じて最大104万円)と給与所得控除——に基づく、給与所得者向けの概算です。
社会保険料は年収の約14.5%と一律に仮定しており、実際は年齢(40歳以上の介護保険)・標準報酬月額・健康保険組合によって変わります。住民税の均等割や税率も自治体により多少異なります。正確な金額は源泉徴収票・給与明細・お住まいの自治体の情報でご確認ください。
計算の考え方
手取り = 額面 − 社会保険料 − 所得税 − 住民税
課税所得 = 給与所得(額面 − 給与所得控除)− 社会保険料控除 − 基礎控除 − 扶養などの控除
所得税は課税所得に累進税率を適用し、復興特別所得税(×1.021)を加算します。住民税は課税所得の約10%(所得割)に均等割を足したものです。
| 年収(額面) | 手取り(年間) | 月の手取り | 手取り率 |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 約242万円 | 約20.1万円 | 80.6% |
| 400万円 | 約318万円 | 約26.5万円 | 79.5% |
| 500万円 | 約394万円 | 約32.8万円 | 78.8% |
| 600万円 | 約467万円 | 約38.9万円 | 77.8% |
| 700万円 | 約532万円 | 約44.4万円 | 76.0% |
| 800万円 | 約595万円 | 約49.6万円 | 74.4% |
| 1000万円 | 約714万円 | 約59.5万円 | 71.4% |
参考(出典)
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